ウィンタースポーツの代表格「スノーボード」ですが、今年の計画は立てましたか?
まだという方に朗報です!下記記事でも紹介しているとおり今年はゲレンデの積雪量は豊富にある見通しですので、早めに計画を立てることをおすすめします。
パートナー・友達と一緒に行く方は特に、いいところ見せるために上達したいですよね。
そこで今回は、おすすめのスノーボード板を紹介します。自分の滑り方にあった板を使えば、人より早く上達できますよ。
自分がしたい滑り方を決めよう!
スノーボードの板って沢山あるけど、そもそも違いが分からない。板選びをするときにまず形状を説明されるけど、形状を知りたいわけではなく自分がしたい滑りができる板を知りたいだけ。
ある程度滑れるようになったけど、この先どういう方向性があるかわからない。板選びをする前にまずどういう滑り方があるか教えて。
という方は、まず自分がしたい滑りを決めましょう!
ターン
スノーボードの基本形です。まずはこれから始めましょう。

カービング
ターンが十分できたという方はこちらです。
カービングができるようになれば、滑りの見た目もよくなるのでお勧めです!

パウダー
傾斜があるところでもカービングできるけど、整地されていない雪面(パウダー)だとうまく滑れないという方はこちらです。
パウダーを滑れるようになれば、選択するスキー場の幅も広くなりますよ!

グラトリ
カービングはできるようになった。滑る技術を向上させるよりも、回転や板を使った小技をしたいという方はこちら。
うまくできれば、おしゃれに見えますよ!

ジャンプ
カービングはできるようになった。ずっと気になってたけど、そろそろスノーボードを使って空を飛びたいという方はこちら。
スキーのノーマルヒル・ラージヒルまでいかないけど、注目は間違いなし!

滑り方に合った板を選ぼう!
滑り方が決まったら、それにあった板を選びましょう。
メンズのボードだけでなく、レディースもおすすめを紹介します。もちろん女子でもメンズボードを使うことはできますが、脚力に自信がある人以外はレディース専用ボードをおすすめします。レディースボードは、より少ない脚力で操作できるように作られています。
ターン
スノボ初心者はまずはこれから始めましょう。
ただし、超初心者用スノーボードはおすすめしません。1年で買い替えが必要になることも多いからです。スノボを続けるかわからないという方はまずはレンタルから始めましょう。継続的にスノボをしたいと思ったのであれば、長い間使えるボードを買いましょう!
将来的な滑り方が決まっていない・なんでもできるボードが欲しい
メンズ
「Burton Custom」をおすすめします。
言わずと知れた人気ボードで、操作性に優れています。ターンはもちろんのこと、カービングからグラトリまで何でもできます。高速滑走時も安定した滑りができることが特徴です。
出典:burton.com
レディース
「YES Emoticon」をおすすめします。
日本では馴染みの薄いメーカーですが、世界的な評価は高いです。見た目もかわいいですし操作性は言うことありません。高いレベルで何でもできる女性版Customといったところでしょうか。
将来的にはグラトリ・ジャンプをやってみたい
メンズ&レディース
「Never Summer Proto Type Two」をおすすめします。
世界的に人気のメーカーですが、これまで日本での人気はいま一つというところでした。取り扱うショップも最近増えてきましたので、これから人気が出るのではないでしょうか。オールマイティなボードですが、Customに比べるとターンの導入も早くグラトリ・ジャンプの性能が高いことが特徴です。
カービング
カービングについては、上で紹介した板を使っても十分できますが、ここではカービングに特化した板を紹介します。
特に、バッチテストを目指している方におすすめです。
メンズ&レディース
「OGASAKA CT」をおすすめします。
信頼の日本メーカーで、メンズ・レディース共通です。バッチテスト受験者に人気のボードで、滑走技術を極めきれいな滑りをしたい人に最適です。カービング以外の基本性能も高く、グラトリにも向いています。
パウダー
パウダー滑走をしたいという人は、パウダー用の板を用意することをおすすめします。これまでの滑り方から変える必要があるため、それに特化した板が必要になります。
メンズ
「Burton Flight Attendant」をおすすめします。
パウダー滑走の性能は言うことなしですが、通常の雪面でのカービング性能や高速滑走時の安定性もあり、これ一本で十分一日滑走できます。ただし、グラトリ等には向いていませんので、どちらもしたいのであれば板を取り換えることをおすすめします。
出典:burton.com
レディース
「Never Summer Women’s Maverix」をおすすめします。
NeverSummerは性能の高い板が多いです。Flight Attendantと同じくパウダー時・通常滑走時の性能が高く、デザイン性に優れているためこの板をピックアップしました。
グラトリ
グラトリは回転や着地などの要素が大きいため、上達への近道は不安定な状態でも態勢をきっちりコントロールするために、両足でカービングできるようになることです。両足でカービングができるようになった方に、グラトリに特化した板を紹介します。
グラトリには技の方向性が2種類あります。一つは板を曲げるスタイル、もう一つは板の反発力を利用し弾むスタイルがあります。このスタイルによって必要となる板の特性(特に、柔らかさ・軽さ)が変わってくるため、それぞれの観点でおすすめの板を紹介します。
板を曲げる技を中心にしたい人
メンズ&レディース
「011 Artistic FLAT SPIN」をおすすめします。
グラトリは特に国内での人気が高いため、国産メーカーが質の高いものを提供しています。例にもれず011 Artisticも国産ですが、カービングで紹介したOGASAKAが板を生産しています。スキー場でグラトリしている人の板を見ると高確率でこのメーカーです。この板は脚力に自信のない人でも板を曲げやすいよう、柔らかめに作られているところが特徴です。ただし板が柔らかい分、ジブには不向きですので注意してください。
- 細めの金属棒や長方形の金属の箱を滑る技の一種

板の反発力を利用し弾む技を中心にしたい人
メンズ&レディース
「011 Artistic FLAT KING」をおすすめします。
こちらも011 Artisticの板ですが、先ほどよりも若干硬めに作られています。グラトリのオールマイティな性能があるため、板を曲げる技を中心にしたい人も脚力に自信があればこちらをおすすめします。
ジャンプ
ジャンプはこれまで紹介した滑り方で習得可能なスキルの多くが必要となります。カービング+グラトリを習得した後、ジャンプに取り組むのが上達への近道だと考えています。
準備万端な人におすすめの板を紹介します。
メンズ&レディース
「Never Summer Proto Type Two」をおすすめします。
ターンのところでも紹介しましたが、これ一つあればジャンプ含めてなんでもできるボードです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
板を選ぶにあたって最も大事なのは、最終的にどういう滑り方をしたいかです。
自分がしたい滑り方を実現できる板を選ぶにあたって、今回紹介した情報を参考にして頂ければと思います。
今回は板にフォーカスしましたが、実際にはブーツ・ビンディングといったグッズとの相性も重要になってきますので次回紹介できればと思います。